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ネイルサロン倒産最多ニュースを見て思うこと。

こんにちは。ビューティー企画 藤井です。

2020年ももうあと半分になりましたね。何も言わなくてもコロナのおかげで良くも悪くも色々なことが激変した1年でした。

当たり前だったことが当たり前でなくなり、人と会うこと外に外出することすらできない世の中になるなんて…誰が想像していたでしょう。

人に会いたいけれど会えない…そんなセンチメンタルな心境が年賀状特需につながり、エプソンの株価が上がるほどコロナ禍中は何が起きるのかもわかりませんね。 それだけ世の中の流れと人間の心理変化も早くなってきたことを表すのではないでしょうか。

第3波の感染者数が減らずこの師走時期に営業自粛やGoto全国一斉停止など、コロナと経済の共存はまだまだできていません。

企業の倒産ニュースも多くなり、2021年から2022年にかけてはさらなる世界恐慌が訪れるであろうと私は踏んでいます。

もちろんワクチンが急速に流通し世界中の人々が免疫を確保して経済が良くなれば御の字ですが、経営者たるもの常に2,3年先を見据えて今を

生きていかなければなりません。

先日Yahoo!トピックスに取り上げられた「ネイルサロンの倒産が増加!過去最多件数を更新

同じ美容業界にいる身としてただただ悲しいニュース。

飽和状態だったネイル業界に、セルフネイルやネイルシールなど「自宅で簡単に自分でできる」をキャッチコピー にしたネイル商品がここ2年で多く商品化され、サロンに通う人と自分でする人の二極化がいっきに進み、コロナで長時間の密接や消毒液によりネイルの耐久性が弱まることだけでなく、外出そのものがなくなり自分を着飾る必要がなくなった…それらが来店数が減った理由。

コメント欄には10年も通っていたサロンに行くのをやめた方。

ネイルそのものが贅沢品で必要がないという思考に変わった方

コメントを見ていると人の心境の変化とは簡単な訳ですよね。

10年通っていたひとが急に来なくなる…サロンの接客が悪い訳でもないなんとなく…そんな人も多いですよね。

では、サロン側としてはやはり通ってもらう「理由」を作らなくてはなりません。

人間はモノを買うのは感情が動いた時なので、モノを買いたくなる感情にさせる接客やイベント・商品やサービスの進化を怠っては「理由」がなくなってしまいます。

人間は多くの方が惰性で生きている部分があり、「なんとなく。まぁいいや。」が普段の心境なので、その感情がなくなった時に人はモノを買わなくなります。

「いらない」という結果が導かれてしまいます。

そうならないためにもリピートをし続けてもらう戦略は集客の段階で出来上がっていなくてはいけません。

集客=人を集めるためだけでなく、通い続けていただける人だけを集める。

もしかしたらあなたのお客様は「買う理由」をずっと探し続けているかもしれませんよ。

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