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これからの人材育成と雇用について

こんにちは。ビューティー企画 藤井です。

もう11月も後半に差し掛かり、京都は紅葉見学で観光客が例年通りに戻っているようですが、お土産店などの売り上げ減少はまだまだ続いているようです。

そりゃ日本人しか今はいないので、京都で大金をはたく日本人なんてよっぽどでいかに京都という街が、観光×インバウンドで成り立っていたかがわかる経済状況ですよね。

日経平均株価は高値を更新し投資の世界と実体経済の乖離が激しい昨今…コロナ第3波で状況的には改善の兆しが見えてはいません。

「不安」見えないモノに惑わされないようにしましょう!

先日、経営者さんと食事に行った際に「これからスタッフを雇え続けれるかな?」そんな相談を受けました。

そこで私がしたアドバイスは…

「終身雇用なんてそんな時代じゃない。5年で独立してね!ずっといてもらおうなんて思うから辞められた時のショックが大きい。初めから独立(辞める)前提で雇った方がお互いに良いのでは?」

経営者なので雇用に対して慎重になるのはわかるのですが、期待をしすぎるから辞めるとなると負の感情が湧き出たりするわけですから最初から「◯年後で独立(辞める)人」と思いばいいんじゃないかな…と私は思います。

もちろん求人でそのような書き方をすると応募が来るかはわかりませんが、「やったことがないから」なんて通用する時代ではありません。

やったからこそ答えや課題が出てくるのです。

想定以上に独立前提でやる気のある人材が来た方があなたのサロンにとってはどうですか?

技術・接客・経営…すべてを包み隠さず継承者として人材育成をする方があなたも楽しくないですか?

技術を取られたくない…とか独立されたくない…そんな気持ちで育成するのではなく、継承者として向き合う方が経営の辛いことも伝わりますよね。

経営なんて簡単ではなく、「苦労」やブラックな部分を見せた方がより「働く」ことの有り難さや、自分ができる力量がわかってもらえると私は思います。

終身雇用が崩壊しかけているので、いつまでも今の雇用体制に固執する必要なんてありません。

もう何年も前から言っていますが「個」の時代。副業なんて当たり前で個人が活躍できる場所を提供するのも

経営者としての役割かとも思います。

いい意味で人間も二極化して行って仕事のできる人はどんどん活躍し、できないやろうとしない人は仕事がない。

会社に頼らずに個人で生きていく…そんな世の中はもう目の前に来ています。

未来を「不安」と思わず「楽しい」と思える経営者でありたいですね!

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