今最も優先にすべきこと 2020年04月13日代表ブログ こんばんは。ビューティー企画 藤井です。 みなさん、いかがお過ごしでしょうか? お花見にも出かけられない悲しい春がやってくるとは思ってもいませんでしたね。 今月初めに、自宅サロンをされているエステオーナーさんから相談を受けました。 「サロンの営業を自粛しようと考えているのですが、藤井社長が私と同じようなサロンを経営していたならどうされますか?」 即答で答えました。 「エステだろが飲食だろうが、私だったら3月の時点で休業してる!家賃が発生するなら休業でなく廃業してる!」 そう言った理由は…コロナが収束した後は、従来のやり方でなく新しいビジネスモデルが生まれると思っているから。 私なら一旦廃業して、新しいビジネスモデルでスタートを切るという選択をすると思ったからです。 この回答を聞いたオーナーさんは 「わかりました。藤井社長に相談してよかったです。志村けんのことがあってから悩んでましたがもう決めました」と いち早く自粛に入ったエステオーナーさんでした。 このエステサロンは地元のお客様を対象にする地域密着型の自宅サロン。 まだ4月1日には緊急事態宣言も出るのかな?雰囲気でしたが、まだ周りも余裕な感じがありました。 もしサロンで感染者が出てしまった!なんてなったら地域密着店は噂好きの格好の餌食になってしまい、 そうなった時は、お客様のサロンへの不信感などで経営が存続できない可能性が高くなります。 「今は目先の利益より信用を大事にしよう!」とオーナーさんに自粛中のアドバイスをして話を終えました。 コロナウイルスの情報に関しては毎日のように情報が錯綜していて、昨日までOKだったことが まかり通らなくなることもたくさん出てきています。 経営者はスピード・決断力が命です。 その判断が誤っては取り返しのつかないことが起こってしまう危機感をいかに感じているか…今は分かりますよね。 別で聞いた話では、とある個人のスポーツジムは以前から3蜜の場所として利用を控える人が多い上に、今現在は自粛要請の業種。 にもかかわらず、 「当ジムはお客様の健康な体をサポートするために経営をしているため、5月1日から営業は存続します。 特別メニューを作り4月分の利用料はこちらを無料で利用できます」との案内のメールが届いたそうです。 お客様側からすると、一見良いことを言っているように思えますが、 本当に健康な体が必要なら今はわざわざスポーツジムに行くことが健康な行動なんでしょうか? そして4月分の利用料に関しては特別メニューと言いながら、 問い合わせてもまだ内容は言えない。そして返金もしない。 これって誰のためのスポーツジムなんでしょうか? 今の世界の状況を理解していますか?と言いたくなるぐらい(笑) 利用しない月のお金を返金もせず、できてもいない特別メニューって…とお客様の立場に立てば不信感が芽生えて当たり前です。 このような不信感を抱いてしまうと5月から会員数が激減するでしょう。 固定費や人件費など費用が発生するのは当然のことで、そこの資金面を工面するのも経営者の仕事なんです! このスポーツジムの経営者は失格ですね! コロナの影響で、人間の本質がいろんなところであらわになってきましたね。